• No : 153
  • 公開日時 : 2020/02/20 09:12
  • 更新日時 : 2021/12/02 13:47
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子どもにはちみつを使ったパンを食べさせてしまいました。大丈夫でしょうか?

回答

1歳未満の乳幼児がハチミツを食べることによって、乳児ボツリヌス症にかかることが
あります。
 
ボツリヌス菌の芽胞の耐性熱は、120℃で4分で、非常に熱に強いと言われています。
パン生地にはちみつが練り込まれている場合、殆どの商品でより高温・長時間の焼成
となり、また原材料中にはちみつが占める割合も比較的僅かである場合が多くなって
います。ただし、パン中心部の加熱温度・時間について「120℃で4分」を保証すること
はできず、また加熱された食品の中でも菌が生き残ることがあるため、ボツリヌス菌が
完全に死滅すると言い切ることはできません。
※芽胞:細菌が、生存や増殖に適さない環境になると形成する鎧のような耐久細胞。熱や薬剤に強い一方、芽胞を形成している
間は増殖などの活動をしないのが特徴です。生存・増殖に適した環境になると発芽し、再び増殖が始まります。

また、クリームなどフィリングとしてハチミツを使用している場合は、1歳未満の乳幼児
の喫食には適さず、より注意が必要です。(焼成後に注入しており、火が通っていない
場合があるため。)
 
Pascoでは1歳未満のお子さまのハチミツを使用した商品の喫食は、お控えいただきたい
と考えています。どちらの場合も、ご心配であれば病院で受診される事をおすすめいたします。