パン酵母が小麦粉や砂糖の糖質を分解させますが、その際、パンを膨らませる
炭酸ガスと共に、アルコールも発生させます。そのため、パンの中には、発酵時に発生
した微量のアルコールが残存しており、パンを食べた直後にアルコール検出器で測定
すると微量のアルコールが検出されることがあります。
特に白焼きパンでこのような現象が起きやすい傾向にありますが、これは体内に入った
アルコールではなく、口内のアルコールが反応していると考えられます。アルコール
検出器をご利用の場合は、うがいなどをしていただくと改善される場合があります。