Pascoが独自に取得している特許製法(特許第5210916号)の名前です。
小麦粉を熱湯でα化※し、低温で長時間じっくり熟成させて焼き上げる製法で
「超熟」シリーズに使用しています。
1998年に超熟食パンを発売した当時、小麦粉の一部を熱湯でこねる「湯種製法」は、
品質の安定化が難しく、製パン会社での量産には不向きとされていました。
試行錯誤の末、Pasco独自の製法を開発、半年以上かけて量産化に成功し、
「超熟製法」と名づけました。
※α化(糊化/こか):デンプンに水分を与えて加熱することで、デンプンの性質が変化し糊状になる現象